2024年01月24日

懐かしい井の頭線

鉄道ピクトリアル今号は井の頭線特集
2年間毎日のように愛用した割にはあまり印象に残っていない路線です。
というのも全車ステンレス製の3000系で変化に乏しかったことや乗車区間が短かったのも一因

けれど今にしてみれば当時の車両が上毛電鉄や岳南鉄道で今も活躍しているのが嬉しい限り。北陸鉄道に譲渡された3000系は残りわずかで、上毛電鉄の編成も順次元日比谷線03系に置き換えられてしまいそうです。

さて当時から不思議だった下北沢駅の小田急乗り換えでなぜ改札口を通らないのか?
その疑問は会社の歴史にあります。
京王線は以前京王帝都電鉄と呼ばれていましたがその帝都の部分が井の頭線。スタート時は別会社でした。だからレールの幅も違うし車両も互換性なし。

それが小田急電鉄に一時的に吸収されたあと大東急の一員となって再び分割
この際に小田急にでは無く京王線の一部として併合されたので京王帝都電鉄になった、と言うわけです。

一つの会社で全く違うフォーマットが併設されているのは東急世田谷線のよう。コレも元玉川電鉄を併合した名残です。

もしも井の頭線に乗っていなければ...高校の同級生と再会することも、その同級生が隣でガーガー寝ている毎日も来なかったかもしれません。井の頭線に感謝するべきなのか?

| 02:16 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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