2023年12月15日

landcruiser70

ランクル70が再々発売
そもそも海外ではこれまでずうっと販売が継続されていたナナマル、このほど顔つきを現代風に改めて再び国内販売を再開
と言っても、キーは相変わらずハンドルコラムに差し込んでエンジンスタート、ヒーターの調節も今では珍しいレバー調節なので、小数点以下の細かなコントロールだって可能。
デザインのそこここに80年代の作風が伺えます・・・・・

というのも70系が登場したのは1984年、来年は誕生から40年という超がつく長寿モデルだからです。
同年デビューだったMR2はとっくに無くなり、若者はハイソカー、デートカーをこぞって手にいれデートのBGM作りにカセットテープの編集で徹夜する日々だったものです。
そんな当時にこれまた長寿モデルだったランドクルーザー40系がモデルチェンジされるとあって、業界は騒然。生まれ変わった70系は5気筒のディーゼルエンジンを新兵器とした近代的な装いで注目を集めたものです。

IMGP8788.jpg当時まだSUVという呼び名はなく、パジェロやビッグホーン、ハイラックスサーフといったRVの先駆者たちがマニアの目を惹きつけていました。
70系ランクルは実用一点張りで、のちに豪華装備を併せ持った90系プラドを戦列に加えてパジェロ勢に対抗します。
国内ではこのプラドの系譜が生き残り、70系は人々の記憶から次第に遠のいていきます。

けれど海外では40系に代わる代表的なトヨタ車として引くて数多

生産は粛々と続いていました。80系や100系といった上位打線も併せた生産台数はコンスタントに1万台を超え、2000年を超える頃からは2万、3万台ペースに届くことも。

セミロングやショートボディーなど今では見られないバリエーションもありますが4ドアワゴンのモデルは元々5ナンバーサイズにも収まっていたコンパクトなもの。都心でも取り回しの容易さが光ります。

令和仕様となった新しいナナマル、人気を集めそうで今から再販価格が気になります・・・・・

| 16:34 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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