2023年11月20日
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東京ビッグサイトの巨大なゲート構造物を見あげていると1970大阪万博の大屋根広場が脳裏に浮かんできます。
今も残る太陽の塔の肩の高さで広大なお祭り広場全体を覆っていたトラス構造の大屋根。日本国内では未だにあれより大きな屋根は見た記憶がありません。
(現在大阪駅のホーム全体を覆っている屋根も相当な大きさですが、あの構造を見ると万博の風景が懐かしく思い出されます)
その万博会場を走り回っていたのがダイハツのEV。まだリチウムイオン電池が生まれる前なので鉛バッテリー搭載ですが、
(緊急車両を除いて)排出ガスを伴わないゼロエミッション社会を50年以上も前に実現していたことに改めて驚きます。これ以降ヤマハ製のゴルフ場カートがポピュラーになっていきます。
まだファーストフードもアップコンピューターも上陸する前、とっくに実現していた脱炭素社会にいま、ようやく現実が近づこうとしています。
今回の万博で一番の呼び物になりそうな空飛ぶクルマ
クルマとは言っても実際は一般公道を道路交通法で走り回れる代物じゃないので電動マルチコプターといった呼び方が正確なのかもしれません。
いずれにせよ、お客を載せて飛行するには事業用の航空免許が必要なわけで、無線操縦で操縦者が乗らない場合はきっと、事業用小型有人機操縦免許とか、それに近いカテゴリーの免許が必要になるはずです。
いま取得を目指している小型無人機操縦ライセンスは一等になると25kg以上の大きな機体も飛ばせますが、有償で有人飛行となると話は別。
どんなライセンスになるのか?万博に間に合うのか?
何人が合格して職務に就くのか?
ちょっと興味が湧いてきません??