2023年09月19日
volvo2024
2024年初めまでにボルボ・カーはすべてのディーゼルエンジン搭載モデルの生産を終了することを発表しました。
まだ数年前のヨーロッパではガソリン車よりもディーゼル車の方が二酸化炭素の排出量が少ないともてはやされ、新車の半分以上はディーゼルという時代がち続きました。
それがアメリカで発覚した廃棄がし検査の不正問題以降、俄かにEVが注目を集めディーゼルが脇に追いやられるような形となりました。
街中を見回してみると、ドイツの有名なブランドのエンジンルームからはカラカラとディーゼルノックの音が当たり前のように聞こえてきます。
むしろディーゼルが極端に少ない日本の方が世界の中では異端の存在かも。
さまざまな先進的取り組みで知られるボルボ・カーズでは、2030年までにEV(電気自動車)のみを販売し、
2040年までにクライメート・ニュートラル(気候中立)な企業になることを目指すとしています。
そんなボルボの新しいショールームを原宿で見つけました。といっても本物そっくりな模型のショールーム。ともすると見落としてしまいそうな場所にひっそりと開店していることにどれほどに人が気づいたことでしょう?
展示されているのは精巧に作られた新型ボルボのEV=EX30
ボルボ最小のEVです。
サイズは先頃発売されたBYDのドルフィンに近いSUVスタイル。フォルクスワーゲン・ゴルフを少し背伸びしたくらいのサイズは狭い都内では十分なサイズ感。
航続距離の480kmは東名・用賀インターから京都東インターまで走り切れる数値。(カタログデータ)
100キロまでの加速は驚くほどの速さで、性能面では不満ない出来栄え。
EVの世界もいよいよライバル争いが本格的になってきたようです。
こうなると来月末に迫る4年ぶりのモーターショー(名称は変更)がどんな様相になるのか?興味はつきません。