2023年08月24日

「大阪・関西万博のパビリオン建設はなぜ遅れているのか?」/万博撤退も選択肢?

夢と希望にあふれた大阪万博
と言っても1970年のですが、

24日のJAM THE WORLD - UP CLOSE配信では2025関西万博のパビリオン建設状況にスポットを当てています。
受注を遅らせているコスト要因について、またこのイベント計画に大きな影を落とした東京五輪を巡る不透明な受注問題・・・・・
日本ではもう、国際的な大イベント開催は望めなくなってしまうのか?

また今月初旬、自民党の船田・元経済企画庁長官は自身のメールマガジンの中でとはいえ、2025年大阪・関西万博の中止に言及しました。
「勇気ある撤退という選択肢も残しておくべきではないか」と・・・・・とうとう言っちゃったか・・・・。それをいっちゃあ・・・・・・
これを口火に、中止論や延期論が噴出しないといいんですが・・・・・

あの頃の万博を大人料金で見に行った人たちは既に社会の中枢からはほとんどがリタイア
現在、運営に携わっている世代のほとんどが、70年万博を実際には経験していないはずです。
決定権を持つ重役クラス世代でも、まだ子供料金で入場していたはず。万博のきらびやかな表舞台は見聞していても当時の大人事情には疎いはずです。

リアルに万博を見ていないから憧れるのでしょうか?
それともリアルな煌びやかさを見ているから夢よもう一度なのでしょうか?
後者であってほしいと思うのですが、太陽の塔と鉄鋼館の痕跡以外に何もなくなった70年万博会場跡地を訪れるたびに、もうあんな夢の空間は見ることができないものかと在りし日の光景を思い浮かべてみたりします。

| 15:37 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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