2023年05月24日

Formula motorsport活動に関する press conference

hondaがF1にカムバックする!
そんな嘘のような、またか?みたいな発表が世間を賑わせています。
2025年以降、エンジン車をすべて電動車に切り替えると宣言したのはつい先ごろ

2026年からはF1のルールが変わり、電気モーターへの依存度が一段と高まることが決まっています。
ざっとモーターで500馬力、エンジンで500馬力
ここにホンダが再び挑戦を決めた理由がありそうです。

パワーサプライヤーとしてアストンマーチンと手を組むことも決定。
実際のところはF1の表舞台から身を引いたといっても技術の継承は必要との判断から開発は今も継続されている由
市販車がエンジンを積まなくなっても技術の開発は続ける、というのがホンダのやり方なのだ、と納得できそうです。

1084628a5b57456a9a28ead2e2d680ea

ところで、ホンダF1挑戦と市販車の関係を振り返ると空冷12気筒エンジンで世界をあっと言わせた60年代、ホンダは初の軽乗用車N360の心臓に高回転型OHCを惜しみなく登用して大ヒットを飛ばせた頃 第二期の80年代はシティーターボやV-tecインテグラといったエンジン技術が花開いた時代。アイルトンセナという才能を開花させたのもホンダとの蜜月関係があればこそでした。

ところが、第3期の2000年代、ホンダの主力はオデッセイのようなミニバン群に移行し、ジェンソンバトンもシューマッハをうっちゃるには至りませんでした。
久々に年間タイトルを獲得できたレッドブル時代、ホンダは再び軽のナンバーワン・商品群が主力となっていましたが、S660、NSXのようなスーパースポーツを再び世に問うことも忘れませんでした。

今度の復活で、エンジン技術は市販車にフィードバックされる可能性は小さくなりましたが、電気の時代になってもスポーティーな車づくりのDNAは残しておいてもらいたいものです。
市販車のアストンマーチンがパワードby HONDAのステッカーを貼って走る姿を想像するとちょっと愉快かも。

| 22:24 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー