2022年09月17日
中延でねぶた!?
ねぶた祭りと言えば青森の夏を彩る旧盆の一大ページェント
・・・ですが、此処東京の下町にもねぶたのハネト(跳人)や大掛かりな「ねぶた」が繰り出しています。
ここは中延(なかのぶ、大田区)商店街。コロナ禍を挟んで実に四年ぶりの開催です。
アーケード商店街の中に収まるサイズとはいえ、その迫力に本家のねぶたを見に行った遠い昔を思い出します。
あれはまだ、二十代の頃。地元の祭りもさて置きねぶた見たさに青森入り。翌年にはハネトの衣装を買い込んで、現地の人の波に呑まれていたから、その熱狂ぶりは言わずもなが・・・・・
歩道橋をくぐる制約もあって極端に横に長い本家のねぶたですが、そのダイナミックなデカさには圧倒されます。
しかも、太鼓の響きに合わせて延々繰り返される♪ ラッセラー・ラッセラー・ラッセ・ラッセ・ラッセーラー♫ のシンプルな力強いリズムの繰り返しは否応なしに夏の暑さも祭りの熱狂へと変換してゆきます。
東京の、決して大きいとは言いかねる商店街の中を練り歩くねぶたもハネトも片側3車線のバイパス一杯に広がる青森ねぶたのそれと比べたら身も蓋もありません。が、熱狂の度合いだけ見れば決して劣っているとは思えず、物凄い人混みがそれを証明しているかのようでした。