2022年09月09日
Her majesty
女王陛下の
と来れば「007」
と応えるのが60年代少年の脳裏に刷り込まれた条件反射のような反応。
ただ1作だけジョージレーゼンビーが主役を演じ、アストンマーチンDBSがDB5に代わり、ただ1度だけ登場する稀有な作品の一本だった。
(0093=女王陛下の草刈正雄、を知る人はあまりに少ない)
昨夜、突如BBCの速報が伝えてきた女王陛下の容体に関するニュース。子息らが急遽集結し健康状態に重大な危機が迫っているかとの懸念もあったが、まさかこれほど早く逝ってしまうとは!
英国国民のみならず世界中がその死を悼んでいるであろうことは容易に想像がつく。
モータースポーツの世界でも当然、目前に迫ったイタリア・グランプリのピットでハミルトンは言うに及ばず、イギリス本拠のマクラーレン、ウィリアムズなど喪章やそれに代わるシンボルを掲げるチーム続出だろう。
モータースポーツの原点がフランスにあるのかイギリスなのかは置くとして,F1ラウンドがイギリス発祥のモータースポーツであることは覚えておいてほしい史実。
だからイギリス由来のコンストラクターが多いことも納得。それに戦後英国産のライトウェイトなスポーツカーが外貨を稼ぎまくっていたことも今は昔・・・・・
エリザベス女王の戴冠式から数年の後、あのミニクーパーやロータスセブンが産声を上げ、その多くが日本国内でも未だに数多く走り回っている。しかもケータハムに生産移管されたセブンは新車であの当時のスタイルを手に入れることが「まだ」可能なのだ。
さて一体、フェラーリやフランス・スペイン人ドライバーたちは今度のグランプリでどんな反応をするのか?ちょっとみものかもしれない2022年F1第16戦イタリア・グランプリの公式日程は、もうあと数時間でスタートする・・・・・・