2022年08月27日
熱海の土石流で自宅を失った中国人の一年
昔の仕事仲間で映像ディレクターとして数々の受賞歴もある小田大河くんが熱海の土石流災害で被災した、ある中国人を取材した10分ほどの動画が公開されています。
熱海を訪れてその魅力にとりつかれ、民宿経営を目標に一軒家を購入したのは土石流に襲われる僅か1週間前の事。たまたま買い物に出かけて難を逃れたものの我が家は1階部分が姿を消す変わり果てた姿に・・・・・
住民票を移していなかったからと、市役所からは援助を断られ避難所生活もいつまで続くやら‥‥そんな徐さんを支えてくれたのは全国からの支援物資、段ボール箱にして300以上。日本語もおぼつかなかった彼を支えて日本語も教えてくれたのは地元の暖かい人々。
変わり果てた我が家を見た途端、人生は終わった!と思った彼の再出発を沢山の人々が見守っています。この夏の夏祭り、徐さんはハンドマイクで街の人々に感謝の言葉を日本語で伝えます。その脳裏には熱海で旅館経営のドリームプランがしっかりと構築され・・・・・・
やるなあ、小田君。見事な作品です。お世辞抜きで感動しました。こんなコロナ禍で十八番の海外取材も思うに任せない中、しっかりと報道魂を発揮しているところは昔取った杵柄とでも申しましょうか?
足かけ2年の取材もしっかりした構成も、比類なき完成度、と私が言うのもおこがましいですが
お時間を頂戴してでもぜひぜひご覧頂きたいドキュメンタリーです。
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「この世の終わりだった」熱海の土石流で自宅を失った中国人と、彼に寄り添った被災者の一年#災害に備える - 小田大河 | Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム