2022年07月06日

movecanbus

ダイハツの軽ワゴンmoveキャンバスがモデルチェンジしました。

Dscf1074


とは言え専門家でない限り街中で遭遇してもまず新型とは気付かれないでしょう。
新旧2台並んで走って来れば微妙な寸法の違いから新型だとわかるかもしれません.こう言うやり方は従来型が人気で好調を維持している証拠.昔のソアラやちょっと前のプリウス、BMWもこうしたイメージ継承のやり方を踏襲したものです。
もっと喫緊な例を挙げるとホンダのN-ONEがあります。外板にはほとんど手を加えていないのに、足回りやボディ骨格といった重要な部分は最新型にモデルチェンジ。こうした先例はやはりホンダZが空冷から水冷に刷新された際にエンジン回りの骨格を変更してデザインは存続させた例がありました。

さてmoveキャンバスの販売実績はと言えばコンスタントに5000台以上は売れており、隠れベストセラー的な存在.コレと言ったライバルも見当たらんかったのが最近になってスズキからワゴンRスマイルと言う好敵手が現れたのも好調を裏付けています。
そもそもはタントと言うとてつも無い背の高いワゴンの屋根をそこそこ低くしたバリエーションな訳ですが、座高が1mも無ければこっちで充分。室内高が1300ミリちょっとあると言うことは小柄な女子なら首をちょっと傾げるだけで立つことが出来るスペースです。
それがどう役立つかと言えばコレからの海水浴シーズン,立った姿勢でワンピースの水着に着替える事だって可能。あ〜,窓に目隠しはご自分でお忘れなき様。
座った姿勢ではなかなか上手くいかないのが首から下、直立姿勢がとれると変なシワも寄ったりしないはずです。勿論タントやウェイクみたいな超ノッポには太刀打ち出来ませんが...

人気の秘密はVWの古いワーゲンバスをイメージしたツートーンカラーと楕円形のヘッドライト。VW風に手を加えるユーザーもたくさん居て、鈴木英人の描いたイラストの世界観に浸ることも充分可能です。
イメージが不変と言うことは中古車価格が維持される事でもあり,新旧織り交ぜて当分は人気を維持しそうな見通しです。
立体駐車場に収まるサイズだったら一台欲しかったんですが...

さて、親会社のトヨタがついに新型クラウンの発表を予告しました。来週15日の午後に正式リリースされ、すでにカウントダウンを始めたホームページも公開されています。
タクシー用のコンフォートを含めてFRクラウンの歴史にはピリオドが打たれ、今度お目見えするクラウンは史上初めて前輪駆動に!
噂された4wdワゴンもあるらしく、さらには荷室を備えたエステートが復活採用されるかも!
トヨタ店系列ではさる用途向けに、エスティマが代用されて以降適任がいなかっただけに、これから亡くなることになる日本人の多くがお世話になるのかも・・・・

| 16:20 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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