2022年06月24日
stealpan?のめっけもの
坂本龍一の歴史的名曲、メリークリスマス・ミスターローレンス
観光地で遠くからスチールパンドラムの様な音色のメロディが流れてきました。
演奏していたのは石井カズヒロさん
速攻でCDを購入しました。ソロ・プレイのシンプルな構成、オクターブ上が出せない音数の少なさはアレンジでカバーして巧みに演奏されています。
pandrumで思い出すのはなんと言ってもスパイロジャイラの名曲モーニングダンスです。
イントロ冒頭pandrumの独特な音色で一気にエスニカルなムードを盛り上げて
ベッケンシュタインのサックス主旋律へと繋がります。
あの当時はクロスオーバー・サウンドと呼ばれていたフュージョン系の音楽。スタッフやクルセイダース、もちろんジョージベンソンにアールクルー、リーリトナーにラリーカールトンといったスターたちが目白押し。もちろんナベサダことわたなべさだおさんも日本を代表するフュージョン回のスーパースターです。
真夜中のドアが今頃になって再び注目を集めていますが、あのアレンジこそは当時のクロスオーバーなサウンドを模したもの。歌謡曲には無い格好良さが今頃になって再評価されているとは・・・・・
70年代後半はこの他にもウェストコースト・サウンド、サーフ・ミュージック、ディスコ・サウンドの席巻、そしてピンクレディー大旋風と荒井由美・シュガーベイブに代表されるニューミュージックの黎明期
pandrumの音色はそんな色とりどりの70年代を思い起こさせてくれます・・・・・