2022年05月17日

まだまだ奮闘中

コンビニや書店の店頭で当たり前のように見かけるカー雑誌、ベストカー。

軒並み休刊や値上げが目立つ雑誌の中にあっていつも刺激的な見出しの文字が目に入ります。
久しぶりに手に入れた今月号のテーマはズバリ、クラウンSUVの開発凍結とFRクラウンの復活!読みすすめてみるとやっぱりSUVのクラウンは販売店や顧客の反発が強く、断念せざるを得なかったとか。
他にも新型Zをめぐる評論家諸氏の試乗前の印象や人気車種の比較評価など......これ等は他誌にもありそうな企画ですが、それだけに留まりません。

ページを繰っていくと、話題の電動キックボードにまつわる警告や陸自の戦闘車両特集があったりバス運転手をめぐるテリー伊藤さんの取材があったりと守備範囲の広さに改めて驚かされます。
勿論最新の世界ラリー結果速報やF1記事も押さえている抜かりなさ。さすがは老舗、講談社の出版だけあってバランスと総合力で抜きん出ています。

そして間もなく創刊から半世紀にもなろうと言うのにあの頃から変わらぬ月2刊中綴じのスタイルを維持していて価格もこのカテゴリーとしては良く健闘している450円
コスパを考えたら決して高い買い物ではありません。
課題があるとしたら若い読者の関心をいかに惹き付けて行けるのか?

ガソリン車もマニュアル車も絶滅一歩手前の昨今、自動車雑誌だけは元気に存続してもらいたい、とエールを送らないわけにはいきません‼️

| 17:37 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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