2022年04月04日

かわ?菫

玄関先に山で採取した可鈴なスミレの花が咲き誇っている昨今、ふと郵便受けの下を見たらもう一つ違う色のスミレの花が咲いているのを見つけました。
毎日水をやるでもなく、そこにスミレが自生していたことも知らなかったのに、どこからかやって来た種がブロック塀の根元のホンのわずかな土壌に根付いて花まで咲かせるとは!

Dscf6200


うちの狭い敷地のどこを見回しても、他には見当たりません。こんな狭い場所のどこが棲み易かったのか難かったのか?とりあえず小さな鉢を用意して植え替えを断行することにしました。が、これが結構難行で思いのほか地中深く伸びた根を傷つけないよう掘り出すのがひと苦労。ブロックの隙間のこんな狭い所まで!と思うような深さまで意外にも図太い根が張っていて、結局全部を掘り出すことはできませんでした。
これからは、毎日水も適度な栄養補給ももらえる環境に移りますが来年も見事な花を咲かせてくれるのか?

それはそうと、どこから来てどうしてここに花を咲かせるに至ったのか?その不思議な縁とたくましい生命力には、ただただ驚かされるばかりです・・・・
...が数日後にはその謎が解けました。多摩川堤に咲き誇る桜の根元に目をやるとそこにはウチと同じ花びらのスミレの群生が!成長すると腰の高さに迄伸びる株もあって、見事な咲きっぷりです。
そうか川原で受粉した種の一つが我が家まで運ばれてきたわけか。
それはそうとあの高さまで成長したら今の小さな鉢はとても窮屈に違いありません。将来的には大きな鉢の用意も考えておかないと...

| 22:30 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー