2021年12月18日

ミラベルと魔法だらけの家

PIXERの手になる今度のディズニー映画、ミラベルと魔法だらけの家はハワイの山間部にスペイン風の家屋が立ち並ぶイメージの街が舞台。
ここにある大きな屋敷に住む一家は、誰もが魔法の不思議なチカラを授かっており、ひとりミラベルという少女だけがこのチカラの・・・・・

キャストやロケーションからも一目でこれまでの作品とちょっと違った雰囲気が分かります。全編を貫くラテン・タッチのリズミカルな楽曲はどれもこれも自然に踊り出してしまいそうな楽しいメロディーのオンパレード。それはクレジットされた製作スタッフの名前からも分かる通り、歌詞もスペイン語で書かれたものです。

ふんだんに登場するダンスシーンを見ても、その長い髪のなびき具合やドレスの揺れ方、広がり方、どれもこれもが超自然な動きです。何故かと云えばそれら全ては実際にモデル俳優たちが踊ったり、歌う姿をモーションキャプチャーでデータ化し、髪の毛やドレスの動きまで、ホンモノの様なリアルな動きに反映させているからです。役者の骨格の動きだけでなく、髪やドレスのポイント数ともなると膨大なものの筈。それだけではなく、土煙や降りしきる雨粒の表現もこれまでにみたこともないくらいリアルなモノで、さすがにこれはモーションキャプチャーでも捉えられる動きではないだけに、どんなプロトコルで動いているのかは判りません。

でも、顔立ちはいかにもアニメのマンガチックなものだからアニメーション作品として安心して観賞できるものの、もし実在の顔データをその上にのせたとしたら、3Dスキャンできる実在の人物から、果ては歴史上の人物までダンスシーンに駆り出すことさえも可能になって来ます。
いや、既に誰かが作っているのかも知れませんが問題はテクニカル面よりも法的な問題、著作権などのクリアーになるでしょう。
大坂ナオミ選手が長嶋茂雄終身名誉監督と白球を打ち合うゲームだとか、チャーチルとヒットラーがたのしげにふぉーくだんすをおどるといったあり得ない様なシーンだって作成可能になりそうです。
こうなると映像そのもののリアリティについて考えさせられてしまうことになるのかも知れませんが、今の段階ではまだたのしいアニメー書ん作品として安心して映画をたのしめるのでご心配無く。

家族連れで劇場に来る観客も目立つこの作品、テーマは家族愛でもあるので正月休みのファミリー向け映画として、(客席には全然余裕があるので)お薦めしたいたのしい映画です

| 21:08 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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