2021年06月05日
まだまだイケる?
今週末WRC世界ラリーの舞台はイタリアへ
ポイントトップで快走中のトヨタと覇を競うのは韓国のヒュンダイi20。
これが旧ヤリスとソックリなプロポーション、車重も最高出力もほぼ同一と言っていいほど似通ったスペック。
おまけにヤリスを駆っていたタナックがステアリングを握っています。決して侮れない強敵です。木曜から練習走行が始まっており、週末の表彰台の頂点を飾れるのは誰か?
ラリーの模様は恐らく豊田社長もしっかりチェックしているはず。優勝ドライバーには勿論、惜しくも敗れた選手にも的確なアドバイスやメッセージを送るマメさも見せるのです。
今度の社長のメッセージは如何に?
さて、F1もこの週末アゼルバイジャンでグランプリが開催されます。こちらは前回モナコに続き市街地コース。パワーだけじゃなく巧みなテクニックがモノを言うコース、最初のフリープラクティスではレッドブルのフェルスタッペンとペレスのワンツー、そしてガスリーの5番手と角田の10番手とまずまずのスタート。
角田はガスリーにコンマ7秒近く先を行かれているので何とかギャップを縮めておきたいところ。
そして迎えた公式予選
角田は初めてQ3まで生き残って最後のアタックへ!
ガスリーは相変わらず0.7秒ほど先を行き4番手に!角田もここ一発でトップから1秒以内の8番手をゲット!
と此処までは良かったんですが次のアタックでキツイ左かどを曲がりきれずにウォールにクラッシュ、右のアップライトを壊してしまいました。
決勝までにリカバリーする時間は十分ありますが、クラッシュ続出のコーナーの餌食の仲間入りをしてしまった訳で、本番では一層慎重なドライビングとの板挟みに悩まされそうです。
さあて決勝はどんな展開になりますやら。大ドンデン返しも期待できるだけにフィニッシュまで興味深いレースになる予感が!