2020年12月31日

2020とは

この一年で印象に残る出来事、それは地球規模で環境が激変するキッカケが生まれた事です。

半世紀も前の1970年、747が高速大量輸送時代の時代を開きました。日本でも高速道路網が着々と整備されて新幹線も西へと延伸。移動が世界を進歩させたと言ってもいい半世紀でした。歩調を合わせるように温暖化ガスの排出も急カーブで増え続けます。

こうした流れに急ブレーキを掛けたのがcovid19、国際的な人の往来は激減しクルマの生産ラインも一時休止を余儀なくされました。石油消費も急減、図らずも温暖化にブレーキをかける結果となっています。

すぐさま、目に見える変化が確認できる程には至りませんが、2021もこんな状況が続けば、あるいは温暖化には好結果をもたらすことにだって!

欧米に倣い、ガソリン車販売の順次停止を宣言した行政のあり方も自動車メーカーに本格的な路線変更を決意させることに繋がりそうです。この一年でヤリスとフィット、ノートと各社売れ筋の主力車種が刷新され、次期モデルの開発が立ち上がろうと言うタイミング。もうハイブリッド主体の考え方で行かざるを得ないかも知れません。

ノンターボのレスポンスを楽しみながら自分で適切なギアにシフトして、なあんてマニュアル車の楽しみは今のうちに限られたクルマの中からそれなりのタマを確保しておかないと二度と味わえなくなるかも知れない、2021はそんな時代の始まりかも知れません。

ハイブリッド車のドライブが楽しいかと問われればそれほどでもないと言うのが正直なところです。

移動して会うことがこれまでのデファクトだったのが、リモートで会話することに置き換えられる。それが2020年代の新しいデファクト、いやこの半世紀の常識を塗り替える新しいパラダイムシフトを今まさに目の当たりにしているのかも知れない!

そんな総括で2020を締めくくりたいと思います。
2021も同じような一年なのか?元に戻ることになるのか?それとも新たな方向に向かうのか?未知なる一年に期待することと致しましょう!

皆さまも良いお年をお迎えください

| 23:47 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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