2020年09月22日
今日のホリスペ
今日のホリデイスペシャル、一曲目から心地よい音楽の連続です。
2曲目にお届けしたのは伝説のスーパーグループ 「はっぴいえんど」の名曲、風をあつめて、ReoNaが歌っています。正直なところおじさん達の歌声よりも数段魅力的で半世紀前の名曲とは全く違う印象を与えてくれています。
さてはっぴえんどは知らなくても細野晴臣、松本隆、鈴木茂、それに大瀧詠一の名前ならご存知の方も多いことでしょう。細野晴臣はご存知ymoで世界的な知名度を獲得したほか松本隆は太田裕美を始めたくさんの作詞提供で歌謡曲の世界に新風を送りました。鈴木茂のギタープレイは荒井由実だった頃にユーミンのアルバム、ライブを華やかに彩っています。そして大瀧詠一は山下達郎や大貫妙子始め多才な才能を開花させるキッカケにもなった存在、その余りに急な訃報に驚いてからまだ数年のこと
登場が早すぎた、と散々言われたはっぴいえんどの活動時期はまだまだグループサウンズ全盛期。ジュリーもショーケンも岸部シローもグループのメンバーとして日本の音楽を席巻していました。やがてフォークブームにとって代わられ吉田拓郎やはしだのりひこがメジャーな存在になるのと入れ替わるようにはっぴいえんどは活動に終止符を打ちます。
当時アルバムを聴きまくっていた太田裕美も荒井由実も山下達郎もはっぴいえんどがいなければ全く違う道を歩んだかも知れません。私の音楽趣向も今とは全く違っていたでしょう。
番組スタートの直前、Tokyoモーニングradioの最後にお送りしたデオダードのムーディでcosmicなキーボードのメロディも70年代を彩るEWFに繋がる、エポックメイキングなアーティストだとご承知おきいただきたいものです