2020年08月16日
WOLF50
都内の書店ではあまりお目にかからなくなっていたバイク雑誌、モトちゃんぷ。地方のコンビニで見かけた今号の巻頭特集はホンダの新しいハンターカブ125。一も二もなく購入!600円也!......暫く見ないうちに随分値上がりしたものだ。そもそもはモータファン誌で知られる(株)三栄の老舗バイク誌、モトライダーから分家した由緒正しき系統。
早速ページをめくって、かなりの枚数を割かれたハンターカブの記事を斜め読み、実はこれはホンの序の口。後半で度々取り上げられるのは昭和末期の人気車達、いわゆる絶版って言う奴だ。
もちろん、2ストロークのレーサー・レプリカも盛りだくさん。RGーΓの50やらNSー1やら掘り出し物も多数発見。無駄なページが無く、メンテナンス指南やオピニオン・コーナーもあり、どれもこれも興味を惹く内容ばかり。これなら600円に充分値する1冊と言えそう。
思えば80年代は本当に欲しいバイクの宝の山だったものでした
。HY戦争とも比喩され一日置きに新型モデルが登場するとさえ言われたほど、マイケルもさんま師匠も軒並みCMに駆り出されていた時代でもありました。あんな楽しい時代、東南アジア諸国の若者たちは、ちょうど今頃そんな楽しい時代を迎えているのかもしれないと想像すると、ちょっと妬ましい気さえして来ます。
巻頭のハンターカブも実はタイで企画、生産される輸入車。WAVEという進歩した未来形のスーパーカブが土台になっている事も分かりました。
やっぱり毎月発売が楽しみな雑誌っていいものです、早くも来月号の特集が気になって仕方がありません。