2020年07月16日
雨天結構
ウディアレン(84)がNYを舞台に雨の日のコメディ・タッチなラブストーリーを撮ったら、と言う見本のような作品がレイニーデイinNY(2018)です。
5番街育ち、イケメンで親の脛かじりのギャンブラー学生ティもシー・シャラメが学生新聞の女性記者でカノジョ(エル・ファニング)のスクープ取材に同行する為マンハッタンへ、その後はメトロポリタン美術館見学したり豪華ホテルでお食事
となるはずが、緊張してしゃっくりの止まらなくなったカノジョは次々現れる大物映画スタッフたちとコンタクト、訳あって時間を大幅にオーバー。
次々と予定をスッポかされたカレシは偶然路上で出くわした旧友の映画撮影に駆り出され、BMW -Z3の運転席で相手役に女性とキスシーンを演じることに!
展開の読めない筋書きはまるでドラマのようなハプニング続き。でも最後にはセレブな母親との理解も深まって、カノジョと予定通り観光馬車に・・・・・揺られていたはずが~ぁ・・・・
雨天のニューヨークもメトロポリタン美術館やカーライル、有名ホテルのラウンジも見どころはいっぱい。そこは巨匠の手ほどきに委ねるとして、セリフのやり取りもまた彼の持ち味がいつも通り発揮されています。
80の大台を超えても絶好調なウディ・アレン、今頃はマスク越しの恋を描いたラブコメの構想でも暖めている頃でしょうか?
YEBISUガーデンシネマ他、公開中