2020年07月27日
写経Ⅱ
薬師寺別院で簡単に体験できる写経、今回はお願い事があって再びチャレンジしてきました。
今回は墨汁ではなく自分で墨を擦るところからスタート、程よいウォームアップになります。字体そのものよりも他の字との整合性、墨の濃さ、筆先の整え方‥・・・いろいろと神経を使います。前回筆先のまとまりが無くなってしまった轍を踏まぬよう、墨を含む際には細心の注意を払います。
面相筆の扱い方もちょっと小知恵を仕込んでイザ開始。字の太さ、墨の濃さを一定に保つのはやはり至難の業、かなりの集中力が必要とは解っていますが・・・
何よりも墨の補充は一番の難関、こればかりはまだまだ解を見つけ出せません。
庭の向こうでミンミンゼミが鳴き始めています。そりゃあ、7月も末ですから・・・・上空には南風運用のため羽田のA滑走路にアプローチする旅客機のエンジン音が!
静まり返った空間にはそのエンジンがCFM56(737)なのか、GE CF6(767)なのか、判別できそうなくらい低空で通過してゆきます。
・・・・・で、お願い事はただひとつ。とある人の健康回復祈願でした