2020年04月22日

「文喫」へ

青山ブックセンター跡地に書店としてオープンした「文喫」(ぶんきつ)カウンターでお金を払って好きなだけ座って「立ち読み」ができる書店です。‥・・・こんなコロナ禍にあっても変わらず営業中。自粛疲れの中癒されるオアシス・・・・

書棚の奥にはソファーやカーペットの間があって、ごろんと寝転がって好きな本を読むことだって可能。
三万冊の蔵書から好きなだけ選んで閲覧することができます。しかもコーヒー・お茶のお替り自由!Wifiも飛んでいるけどあまり関係ない??

8017056760cb41818b7f924c83098821 最近気になっていた本を見つけてさっそくレジへ、と女性の美人店員さんが「私もこれ読んだんです。面白かったわ」とのレスポンス。通販の熱帯雨林じゃあこんな反応は期待すべくもないですね〜

以下はほぼ1年前に記した模様・・・・・・・Image_8

この時、前から読もうと思っていた内田百閒の阿呆列車を見つけます。

夏目漱石の弟子にして遅咲きの人気作家の名エッセイ。紀行文としても定番の名作です。東海道から山陽、九州、奥州、上越各線の急行列車華やかなりし頃の描写にワクワクします。今では新幹線ばかりのルートになってしまい、同じルートを長距離列車でたどることは叶わなくなってしまいましたが、由比海岸あたりに見える景色の描写は自分でも何度か目にしている光景だけに時空を超えて内田先生に親近感を感じます。

さすがに三巻全てはここで読み切れないので即購入。通勤の車内で黙々と読みふけっています。

Imgq9610

書斎みたいな「研究室」スペースもあって色々な活用法が思い浮かびます。時間を割いてゆっくり腰を落ち着けて書籍と向き合う空間、図書館まで足を伸ばさなくても改札口の至近距離にあるこんなスペース・・・・これからも入り浸ることになりそうです。

| 20:24 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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