2020年03月09日
ロザリーとマリー
国家反逆罪の罪で死刑判決を受けたマリーアントワネット、その看守を務める実在の女性ロザリーは元々フランス王妃を憎んでいた人物。
牢獄で死を待つマリーと給仕役のロザリー、二人の身の上を話し合うところからストーリーが展開するのがミュージカル座の公演ロザリーです。
宝塚を彷彿させる多彩な衣装と楽曲で、時にコミカルに、時にドラマチックにロザリマリーの生い立ちからこれまでを濃密に描いていきます。
互いの出自を知ったロザリーはある提案をマリーに持ちかけるのですが、
主演は綿引さやか、マリー役の尾川詩帆とは小中高の先輩後輩の間柄、その歌唱力はLAのディズニーコンサートに日本人キャストで唯一選ばれた実力派、このあともジャージーボーイズほかの舞台が控えている人気女優です。
こんなご時世の真っ只中、小規模な劇場とはいえゲネプロも無しのぶっつけ本番から千穐楽、追加公演までやり遂げた苦労、不安はどれほどのものだったか?素晴らしい舞台を実現させてくれた努力にも大きな拍手を贈りたいと思います(公演は既に終了しました)