2020年01月08日
この10年
エネルギーシフトと環境悪化の10年だった2010年代が終わりました。
東日本大震災を契機にウランも炭素も消費しない、再生可能エネルギーという言葉もこの10年の間に定着しました。温室効果ガスを巡る環境の変化も日本だけ例にとっても毎年繰り返される豪雨被害は保険料のアップという目に見える形で顕在化しています。
欧州のクルマ事情を巡ってみても、殊更厳しい規制が待ち受けていて、12気筒エンジンや1000馬力のスポーツカーがあと何年生き永らえるのか予想もつきません。他方でリチウムイオン電池の重量当たりのエネルギー効率も劇的に変化は望めそうになく、個体電池など次世代の電池開発が望まれます。
2020年代がどんな10年になるのか?簡単には予測がつきませんが、このまま石油、中東への依存度が下がり続けるのか?だとしたら超高級スポーツカーの需要も大きな伸びは望むべくもなく、フェラーリ初の量産型大衆車の登場🚗なんてニュースにココロ踊らせてるかもしれません!
中東と並んで富裕層の行方が気になる中国ですが、米中貿易戦争の挙句にどんな未来が待ち受けるのか?富裕層はこのまま増え続けるのか、今がピークなのか?インドの成長はどこまで続くのか?
10年先のエンジンルームに何が収まっているのか正確に予想するのは極めて困難なように世界の経済がこれからどんな推移を辿るのか?10年どころか今年一年ですら予測の難しい昨今です。
今日は午前中からイラクを舞台にしたイランとアメリカの武力応酬に夜はゴーン被告の記者会見と大きなニュースが目白押し。まだ今年が始まって一週間なのに、元日が随分前のことのように感じる3学期始まりの日でした。
まもなく米大統領の弾劾裁判、そして大統領選の口火を切るアイオワ州の党予備選挙、ニュースの現場もますます慌しさを増しそうな勢いです!