2019年11月26日
Banksy?
ゲージツか落書きか?バンクシー本人か偽物か?様々な疑問を投げかけた「バンクシーの作」とされる「作品」がこのほど、一般展示されることになりました。
場所は観光クルーズ船ヴァンテアンの日の出ふ頭乗り場待合室。直接手に触れることはできませんが防潮扉の現物の一部が切り取られ、その姿を仔細に鑑賞することが出来ます。
塗装はかなりひび割れていて長い年月日射しや風雨にさらされていたことを物語ります。
さて,一体これは悪戯書きを肯定するものなのか?それとも著作権を伴う芸術なのか?
誰も答えを出しかねています。もしも、有料で鑑賞させ利益が発生したら作家本人は印税収入を請求できるのか?自分の作品だと証明できる方法はあるのか?・・・・
そもそも、こうして防潮扉の一部を役立たずの断片にならしめたのは都に損害を与えているのでは?としたら、作家に損害は請求できる?
色々と問題を投げかけてはいるものの、このネズミが何を訴えたかったのか?誰も注目してくれないことに気づいてもいいのでは??