2019年07月01日
凱歌#33
ついにこの日がやって来ました!ホンダエンジンを積んだF1マシンが表彰台の一番高い場所に登りつめる日が再びやって来たんです。
去年までのトロ・ロッソ(左写真)に加えて今年レッドブルチームにも供給、そんな今年の開幕戦を振り返ると、土曜日の予選ではレッドブルのフェルスタッペン、フェラーリ勢に割り込む4番手のタイム。上々のスタートでした。幸先の良いスタート・・・・・そしてレース結果は!フェルスタッペンがいきなり3位表彰台でした。胸のHマークが誇らしげです。しかも2位との差はたった1秒半! そして迎えたオーストリアGP、ついにその日がやって来ます。
フロントローからのスタートはハミルトンの3グリッド降格にも助けられました。が、なんとスタートミスで7位に!折角のラッキーもチャラに?
かと思いきや最速ペースでグングン順位を上げるレースらしいレースを見せて遂にトップに‼︎
そうかと思えば、この追い抜きが審議の対象となってレース後もハラハラドキドキはまだまだ続きました。それもこれも、劇的なドラマを盛り上げる演出の一端だったのでした・・・・・
メルセデスの11連勝を阻止、その記録はまさしくマクラーレンホンダ時代のセナプロが築いたものでした。
1つ前の72勝目はバトン、71勝目はベルガーだったことを思うと隔世の感をいやが上にも感じます。
さて、2チーム供給というと思い出すのは中島悟が最後に走った91年。セナには12気筒、中島には10気筒のエンジンが供給され、レース毎にその走りが注目を浴びていました。
さらに遡るとセナと中島がチームメイトだったロータス時代、ホンダはこのロータスとウィリアムズにエンジンを供給、ピケのタイトル獲得に大きく貢献しています。
セナのマクラーレンホンダ時代も複数回タイトルを獲得、以来時は流れてハイブ
リッド競争の時代。ルノーやメルセデスパワーが覇を競う時代に久々の2チーム供給で供給先は名門レッドブル。アストンマーチンの冠が付いていますがこれはスポンサー・タイトル。007には出てきそうにありません。が、何度も表彰台に立ったトップチーム、勝ち方を知ってますね。
!あ、大事なことを忘れていました。
ホンダエンジン搭載のレッドブル、フェルスタッペンがオーストリアGP優勝です。審議後の正式な結果発表です。これ、朝刊には間に合ってません。
長く暗いトンネルを抜け出たホンダF1,今年の後半どんな展開を見せてくれるのか?タイトル争いにどこまで食い込んで行けるか?鈴鹿の日本gpも含めて楽しみ倍増です!