2019年06月18日
朝の編成
日の出の時刻が午前5時より遥か前のこの季節、緑の豊かな場所に来れば4時過ぎにはもう野鳥達の賑やかな音楽会が連日開催中です。時間帯をずらして代わる代わる様々な種類の鳴き声のオンパレード、重複することなく同一の種類がほぼ同事時間に鳴き出すのは、あらかじめ演目が決められているのでしょうか?誰が個々の演目の順序を決めているのかも不思議です。
それはそうと、目の前の大きな木の何処かで鳴いているはずの声の主は一体、どの辺りで鳴いているのかと目を凝らして耳を澄ませて探してみました。天敵に見つかりにくい茂みの奥の方か?太い枝が安定していそうな幹の近くか?・・・・・・
いました!周囲の木よりも一段高い、その木のてっぺんあたり。きっと周囲をぐるっと見下ろせる筈で声の拡がりにも期待が持てます。反面、大型の天敵からは発見されやすい場所でもあるのでリスク込みの婚活といったところでしょうか?
複雑なイントネーションと、独特の節回し。何かメッセージが含まれている様にも聞こえます。これだけの長文を彼らはどこでどうやって覚えたのか?個体差はあるのか?地方によっては方言とかアクセントの違いがあるのかないのか?考えてみれば随分不思議な事ばかりです。
独演会が終わっても上手く異性にアプローチできなければステージを替えてまた独演会です。お立ち台には次の演目の・・・・まだまだトリの登場までは時間がありそうです。上手く伴侶と出会えたら、次はラブアフェアとその後の産卵、餌やり、勿論マイホーム作りも必須です。夫唱婦随と良く言いますが、オスも代わり番こに結構働いてます。鳥類は・・・・・・(写真は多分アオバト)
それに比べたら哺乳類は・・・・
とりわけオヤジ世代の人類ときたら・・・