2019年04月21日
上海&NY
上海では今や世界最大級の自動車ショーが開幕しています。やや陰りが見え始めたとはいえ相変わらず世界最大の自動車市場、中国。その大お得意さまが電気自動車を一定割合義務付けたことで脱内燃機関の傾向が鮮明になりました。日本車ではホンダが今年度から電気自動車に本格参入、大きく舵を切ろうとしています。
欧州メーカーも勢いは止まりません。アウディもアストンマーチンもピュアEVの魅力的なモデルをアンベイル、さらに中国メーカーからも見慣れない新型車が続々投入されています。デザインだけはコピー天国のお国柄を反映して見覚えのあるものが多い様な気も!
ニュース映像では注目を集める電気自動車ですが実際の消費者の反応はどうでしょう?
インスタグラムの反応で見る限り、あくまでも関心の的は高価格車。それもSUVや高額なスポーツカーが優勢です。性能がいい、機能が優れている、デザインが格好いいからという理由で積極的に電気自動車が選ばれるケースはまだ少数派の様です。
レクサスが富裕層を狙った最上級のミニバンをNYではなくこちらに投入したのも需要を鑑みての戦略かもしれません。アジアでも人気の高いアルファードを4人乗りに仕立てた豪華版、日本でも食指を動かされる富裕層はきっと少なくないはず・・・・