2019年04月05日

受賞おめでとう

水曜日の番組jam the worldの中でも紹介されましたが、
番組スーパーバイザーでフォトジャーナリスト=安田菜津紀さんの著作:
しあわせの牛乳」 (ポプラ社)1,296円(税込)
文:佐藤慧
写真:安田菜津紀
が、この度「第2回児童文芸ノンフィクション文学賞」を
受賞しました。

Dscf6034岩手の県北部の傾斜地でのんびり草をはむ牛たちの姿。広大な北海道とは違って、ほとんど平らな土地を見つけることのない、そんな山間地の牧場が舞台です。


・・・・他方で、生涯を牛舎で過ごし、穀物を与えられる近代酪農の乳牛は寿命も短い。で、さっさと解体処理され牛肉に・・・ 自然の草を糧に、厳しい冬も自らの冬毛でしのぐ岩手の牛たちは長いものだと20年も生きるとか。そして、穀物由来では得られないコクのある牛乳を生み出してくれます。が、立ちはだかるのは農協の乳脂肪率基準。クリアしいないと半値で買い叩かれます。この壁をどうしたら克服できるか?中洞牧場の苦悩が始まります

しあわせに暮らす牛たちがおいしい牛乳をもたらさない筈がない!子供向けにも読みやすく大人が読んでも納得の内容、これを読んだら搾りたての美味しい牛乳の味を確かめに岩手に向かいたくなります・・・・・

| 01:44 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー