2019年03月15日
新型軽発表
・日産自動車と三菱自動車は14日、3月中に発売する新型軽自動車を発表・・・・
このところ新型車の発表から縁遠かった日産・三菱ですが、ようやくニューカマーが誕生。両社が共同開発、生産する主力軽自動車のリニューアルです。
日産はデイズ、三菱はekワゴンのブランドで販売しますが実質的なダイハツ・ムーブ、ワゴンRのライバル。全高や窓のレイアウトはほぼ変わらず、一番の変更はエンジンと車線追随型オートクルーズの搭載です。
生産工場は岡山県の水島。昔はみずしまのブランドを掲げた3輪トラックを生産、長らく三菱の軽自動車が巣立っていった場所でした。日産の資本、技術を注入されてからは軽自動車の第3勢力争いの一画を占める勢い。願わくば商用車やRV、EVのバリエーションが増えてくれると軽自動車選びももっと楽しく、悩ましいものになるんですが・・・・・・・
今から50年前、軽自動車は空前の黄金時代を迎えようとしていました。ホンダのN360の大ヒットで名車スバル360も登場以来初のモデルチェンジを敢行、スズキのフロンテもスバル同様のリアエンジンに変身してホンダの追撃体制を整えています。そんな戦国時代にあって三菱もまた古参となったミニカを刷新。ミニカ70(セブンゼロ)は当時まだ珍しかったハッチバック・ドアを備えた2ボックス・スタイルが話題になりました。
戦時中、戦闘機の工場としてスタートし岡山県の経済の一翼を担うみずしま工場は今や日産の収益の一画を占める軽の一大拠点として新型車生産に忙しい日々が続いているようです。