2019年02月05日
平成とともに
平成の記憶と共に忘れ去られようとしているデバイスというのも結構あるものです.DAT=デジタルオーディオテープレコーダーもその一つ。もう電気店で買うこともテープを買い足すこともままなりません。
そもそも、屋外などでの録音用に重宝したもの・・・・後からオーディオファイルに録音できる機材が沢山登場し,MDと共に忘却の彼方へと追いやられようとしています。
仕組みは至ってシンプル、ビデオテープレコーダーのように回転するドラムに巻きつけるようにテープを走らせ、デジタル信号化したデータを高速で書き込み、読み出すというもの。おしまいまでテープを使い切ると巻き戻し作業が必須でした。
たぶん、購入してから十年と経たずに第一線から退いてしまったような印象があります。平成の30年の歴史よりも短命だったDAT、テープに残された音源を再生するためにもうひと頑張りしてもらいましょうか