2017年11月25日
晩秋の楽しみ
毎年恒例のイベントが今年も神宮外苑で開催。常連ばかりが集まるかと思いきや選考の段階で配慮され連続出場は難しいとの由。今年はどんな出物に出会えるか早速探索します
主催者トヨタ博物館からはハイブリッド車の実験プロトが遠征、とは言っても見た目は赤のトヨタスポーツ800。エンジンルームにはジェットヘリコプター同様タービンエンジンが搭載されています。
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このタービン・エンジン、60年代にはアメリカのモーター・スポーツにしばしば登場します。全開回しっぱなしのレースならまだしも、モナコのような市街地コースにははっきり言って不向き、お買い物の足としても問題が多すぎです。加速や減速が頻繁に繰り返される状況は一定速が得意なタービンエンジンには不向きで、熱の問題も無視できません。
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国産車のレア物件に目を移してみるとスポーツワゴンの始祖たちに目が留まりました。
こちらはサニー「カリフォルニア」
商用車のライトバンとは別デザインで、テールゲートは大きく寝かされテールランプも幅広タイプ。主にアメリカ市場向けに企画されたものでした。アメリカでは古くからワゴンブームが定着。ファミリーカーとしてセダンを使うよりも効したワゴンに愛犬を乗せてファミリーでキャンプに出かけるのが日曜日の模範的な使い方でした。
ほかにもカローラにはリフトバックというワゴンともクーペとも違う2ドアボディが存在し、より、スポーツ色の強い存在でした。もっとも80年代中ごろにはいったん姿を消してしまいますが・・・・ドアボディが存在し、より、スポーツ色の強い存在でした。もっとも80年代中ごろにはいったん姿を消してしまいますが・・・・
同じ時代のBMWにもこんな例があります。
2ドアの屋根を後ろに延長してハッチバックドアをつけた「ツーリング」後に5ドアのワゴンが登場することになりますが、当時フランスでは一足先に5ドアハッチバックが便利と、もてはやされていました。日本にも波及した結果が上記の二台でした。