2017年10月30日
TOKYOMOTORSHOW(MAZDA)
そのデザイン手法の高いレベルは世界中から一目置かれているマツダ・デザイン。今回も世界に誇るデザインスタディを出展しています。
ダークカラーを身にまとったヴィジョンクーペは4ドアの美しいセダンを提案。
VISION COUPE
ロングノーズと短めのテール、このバランスは70年代にもてはやされたプロポーションでした。スカG人気にあやかって、ブルーバードもセリカもサニーもロングノーズ版を用意し、力強さと豪華さを売り物にしていたものでした。80年代になると短いノーズに長いキャビンを組み合わせ、居住性を重視したデザインが増えてきます。やがてミニバンブームとともにノーズはさらに短く、フロントガラスも手が届かないほど前方に移動して、運転席からエンジンフードが見渡せる車はタクシーとスバルくらいしか見当たりません。
より現実的なアプローチを見せているのがこちらの「櫂」
これは次期アクセラのデザインスタディでしょうか?
セダンよりもグッとスポーティーなプロポーション、これだったらマイカーとして乗り回しても飽きずに済みそうです。
後方視界の問題とか、このままで市販化は望めそうにありませんが、今までにも具現化したコンセプトは数多いマツダだけに、次のモデルチェンジに期待が持てそうです・・・・・・