2017年05月01日
やっぱりオマケに弱い・8
ゴールデン・ウィーク2本目の鑑賞映画はワイルド・スピード8「アイス・ブレイク」人気のシリーズも8作目ともなるとスケールも大きく、話も大ネタになって来ます。
・・・が、今回のプロローグはカラフルな50年代のアメリカ車がゴロゴロしているキューバの街、ハバナ。いきなり市街地の真ん中でワン・マイルレースでカタをつけようかという展開になり全開で楽しませてくれます。美女も総動員、キューバのシーンだけで既に500円分位は元が取れたでしょうか?
予告編では氷上を舞台にした潜水艦とのバトルがクライマックスとして描かれていますが、これは大部分作画で描かれる有り得ない世界。圧巻はニューヨーク、マンハッタンを舞台に繰り広げられる長大リムジンをめぐるチェイス。スタント・ドライバーの人数も膨大なら(駐車場から降ってくるクルマも崩れ落ちる足場も実写!!背景は合成)CGアーティストの仕事量も天文学的な数です。
このシーンで描かれているのは自動運転が標準化した近未来社会。街中の車のCPUを一斉にハッキングされてしまうと、どんな惨事が起きるのか?ちょっとコワイ近未来を垣間見せてくれます。が、もっともっと現実的な問題として核のボタンを手に入れた集団が超大国を脅すことになったら・・・・・・・アレっ、これってもう実際の脅威になってませんか?
映画が企画、制作開始された時点ではここまでの現実は予測できなかったはずで、制作スタッフもさぞ、驚いていることでしょう。核の脅威、武装集団、裏切り、友情、家族愛とおなじみのテーマがふんだんに盛り込まれ完成度の高い娯楽作品に仕上がっています。ファミリー、家族の絆を強くアピールする製作、主演のヴィン・ディーゼルが前作の制作中に逝去したブライアン役(俳優ポール・ウォーカー)への思いを、今作品にも劇中にコソッと織り込んでいることに強い愛情を感じて暖かい気持ちで劇場をあとにするのでした。
上映前のポップコーン売り場では、ミニカー付きの限定商品を見つけてしまいました!もう、相手の思うツボ、ダッジ、クライスラーが好きなヴィンディーゼルにあやかって、しっかりプリマス(1970)を選んだのでした。
(一部上映館を除く、車両8種類の中から選択+ドリンクМ+ポップコーンМ)
(写真のポップコーンは販売時点の量を示すものではありません)