2017年03月19日
奏子B.D.L
杉江アナと同じファーストネームの女性シンガー・ヴォイストレーナーの奏子/kanakoちゃん、節目の年齢バースデーを記念したライブが開かれました。二十歳の頃一大決心をして、通っていた大学とは全然方向の違う音楽の道を目指し始めた彼女、初めてお目にかかったのはCDデビュー前、渡米してヴォイストレーナーに師事していたある土曜日のニューヨーク7番街の歩行者天国。それから妻と3人でミュージカル「RENT」を見に行き、ライブにも度々お邪魔するようになって1枚目のCDが完成し、二枚目のCDが届いて・・・・・気がつけば彼女の音楽キャリアのかなりの部分を見てきた計算になります。
3曲目に歌ったスティングのEnglishmanInNewYorkを聴いていて、20代の頃の未来に向けて不安な気持ちを心に秘めていた筈の彼女を思い出します・・・・・人妻となった今も、少しも変わらぬ初々しさ、コケティッシュな魅力を秘めたちょっぴりハスキーな歌声も昔のまんま、高域までストレス無く伸びる高音の魅力もずっと変わっていません。それよりも、歌詞の言葉を一語づつ噛み締めながら語りかけるような表現力はさすがにキャリアを重ねたからこそのものでしょうか?
ラストで歌い上げたマイウェイ・・・・いやいやまだ、そんな歳じゃない!とツッコミを入れたくなりますが彼女は歌いながら改めて感謝という気持ちの重さを感じて感極まっているように見えました。
今日の誕生日はあくまで通過点、これからも魅力的な歌声、曲作り、日々頑張って欲しいなあと思いつつ東神奈川のお店「HighPitch」をあとにしたのでありました。このお店も奏子ちゃんを長~く見守っている、彼女の大切な存在です