2017年02月04日
CX-5
いま大屋根プラザに勢ぞろいしているマツダの新車、発売になったばかりのSUV,CX5が主役です。マツダのSUVとしては下から二番目、中庸のサイズですが1600kgと重量感も貫禄もたっぷり。でも全長は4500mmちょっと、街中のタクシーより短いくらいです。
アメリカでは国民車となった感もある背の高いSUVですが、今ではポルシェもベントレーも参入するくらい、カーメーカーにとって必須な米の飯となっています。
エンジンはディーゼルターボで最大トルクは40kgもあるので、これだけの車重でも軽々と走れるはず、おまけに燃料は軽油なのでガンガンアクセルを踏めそうです・・・・・
並んでる新車の中にはアクセラとアテンザという二つのセダンも含まれています。昔のファミリア、カペラの系譜で海外では323,626と呼ばれてとりわけドイツでは人気の車種です。今や日本の市場で律儀にセダンに力を入れてくれるメーカーも希少になりました。
1970年にカペラとしてデビューし、空気抵抗係数という言葉をいち早くポピュラーにしたのは昔のカペラ、日本ではアテンザと呼び名が替りましたが伸びやかなスタイルと自慢の走りがウケて輸入車から乗り換えるオーナーも多いのだとか。かなり思い切ったデザインはアルファロメオ以上にエキゾチックかもしれません。
操縦席に収まってみるとGTカーのような景色に思わずニンマリします。後席の広さも高さを除いて充分、トランクスルーもできる仕掛けで2m近い長尺ものでも収まりそうです。これならキャリアを付けずにスキーやサーフボードを運べるかも。
空気抵抗が少なく重心の低いこんなまっとうなセダンを日本市場で地道に育て続けるマツダというメーカーは、初めてロータリーエンジンを搭載したコスモスポーツに始まって,RX7やロードスターと永年スポーツカーの火を灯し続けているメーカーとしても注目です。
(ALL-NEW MAZDA CX-5 特別展示・土曜日まで)