2017年01月31日
昔のカラーで出ています
四代目に交代し、カーオブザイヤーにも輝いた現在のロードスター、最新のバリエーションは赤い限定車です。 と言ってもマニアでなければ見過ごしてしまいそうな存在。実はこのカラーは28年前に登場した初代ロードスターのカタログに掲載されていたカラーの復刻版です。今カタログに載っているレッドはちょっとメタリックがかったソウルレッドプレミアムメタリック、広島カープのヘルメットにもこの赤が使われています。 昨年、累計生産が100万台を超え、ギネス記録をも更新している二人乗りの国産スポーツカーブランド、今回は実質的な1,000,000台記念の限定バージョンだそうです。あえて1,000,000台は銘打たずに新たな歴史を作ろうという意味を込めて、初代のマインドに立ち返った意気込みをアピールしたのだとか。 初代と同じとはいっても環境基準の変化やらで全く同じ塗料を使うわけにはいかず、現在の技術で限りなく初代の色を復刻した塗料です。耐久性も初代を遥かに凌ぐとか。ただし、新色を増やすというのは簡単な作業ではないようで、この色のために塗装ブースを一つ占有しなければならず、配管等もほかの色とは共有できないため期間限定の受注となったそう。台数限定ではないので注文が集まれば第二弾の企画にも期待が高まります。実際に見に来たオーナーの何人かはすでに購入の検討中とか。うまくすれば4月にも街中デビューを飾れそうだということです。