2016年11月09日
「空想脅威」
大変だあ~東京タワーがひどいことに・・・・・これはあくまでも空想の脅威です。ヒルズ52階の東京city・viewでは「空想脅威展」開催中です。展望ラウンジ入場券で鑑賞できます。
昔夏休みの映画館を賑わせたガメラやギャオス、宇宙怪獣たちが帰ってきています。懐かしいなあ・・知らないですか?70年代少年の世代にはポケモンみたいなカリスマだったんです。ガジェットではお目にかかれず、映画館や街角の宣伝広告ポスターが唯一の遭遇スポットでした。
・・・・今年の大統領選挙は面白すぎます、と言うかこんなに予測困難で想像を絶した結果も初めてです。アメリカ大統領選挙2016はクリントン候補が圧勝し、円安が進行中というシナリオを思い描いていたのは午前11時頃まで、その後は目を見張るトランプ候補の善戦が目立ち、午後四時を過ぎた現在でも速報がお伝えできない状態が続いていました。
ニュースルームでも万全の体制を敷いて待ち構えていましたが小池アナも、黒塚アナも勤務時間を終えて家路につきました。結果はもう、ご存じのとおり・・・結局速報をお伝えできたのは東海林アナの持ち時間でした。また、持ってかれた?フロリダ、ジョージア、ノースカロライナの3州がトランプ側に堕ちたのは、まあ想定内だとしてオハイオ、アイオワ、ミシガン、インディアナといった五大湖周辺の州をクリントン陣営が落としたことは大誤算でした。かつてアメリカを支えた重工業地帯でも既存政権に対する不満が溜まっていたんでしょうね。
イギリスのEU離脱もそうでしたが、移民に対する反発感情という点で予想を裏切った結果は両者に共通するものがありそうです。繰り返し流されるトランプ氏の映像に何だか映画の劇中のニュースでも見ているような錯覚を覚えます。以前にもこんな不思議な感覚を覚えたことがありました。911attackの直後のことでした。結局あの日を境に当時のブッシュ政権はアメリカを・世界をとんでもない方向に引っ張り、挙句の果てがリーマンショックでした。
2017からのアメリカはどこへ向かって進んでいくのでしょうか?メキシコ国境に21世紀の長城は建設されるでしょうか?横須賀米軍基地の友好祭は来年から有料になってしまうんでしょうか?? 円ドルレートは最新情報で101円台から106円台へとこれまた予想外のカーブを描いています。今、目の前の現実として空想すらしなかった脅威が、明日から世界を覆いつくしてしまいそうで、空想の怪獣映画よりも怖いくらいです