2016年05月10日
増殖が止まらない・・・
気がついてみれば最近、急に増えだしたメルセデス(ベンツ)のミニカー
中心的存在はSL(スポーツ&ライトウェイト)です。車載車に似合う300SLを探したらW196も欲しくなり、AMG-SLSを手に入れ,次は買いそびれたAMG−GTかな?と気を揉んでいます。
乗降用のドアは電気屋さんのライトバンと同じく上下に開閉するガルウィング式ドアのAMG-SLS。かもめが翼を拡げた姿にも似て、前述の300SLがデビューした際にそう,名付けられました
ベンツ久々のガルウィング市販車として話題になりましたが開発,生産はAMGという別会社。メルセデスの改造車を手掛けるスペシャリスト集団です。ロングノーズでお尻の短いGTスタイルが流行ったのは70年代までのこと。現代に持ち込むのは異例なくらいですが、現在では後継車たるAMG−GTが人気の様です。
増えたクルマは、それだけではありませんでした。Eクラスのタクシーに加えてミニバンタイプのMPV=Mercedes- Benz Sprinter fire command vehicle(コマンドカー・消防司令仕様車)これも働くベンツの一族です
さて,最近ベンツのショールームに赴いてみると,とにかく新しい車種が増えたことに気付きます.GLAクラスにCLAシューティングブレイク、素のAクラスを土台に一族が増殖中です。長い間Sクラスとコンパクト,それにミドルクラスが加わってあとはSLシリーズとゲレンデワーゲンと云った構成のメルセデスでした。それが20世紀の終わり頃からAクラス、Bクラスと前輪駆動車が仲間入りしSUVの品揃えも増え始めます。
ゴルフの最上クラスがメルセデスの前輪駆動車と真っ向から対決する・・・・戦後には一体誰が想像したことでしょう。そのフォルクスワーゲン/かぶと虫の試作にも深くかかわっていたのがダイムラー/メルセデスであったことを覚えている人もホンの僅かになってしまった様です・・・・