2016年04月05日
銭湯物語〜鞄の中身編~
きっかけは、この 瀬戸内れもん味 イカ天。
お風呂でお逢いする60代のお母さんが、
「レモン味のイカ天が美味しいと評判らしいんだけど、あなた知ってる?」と、
広島育ちの私に瀬戸内ブランドの話題を振ってくださいました。
流行に鈍感な私は、初耳で、知りませんでした、と答えると、
何でもいろんなところで話題になっていて、
広島のブランドショップに行ってみたら、
売り切れで手に入らなかったそうです。
へぇ~、食べてみたいですね~!なんて話していたら、
「今度、銀座に出る時にあったら、あなたの分も買ってくるわね!」と仰ってくださいました。
その言葉、お気持ちがとても嬉しかった私は、
たまたま、この会話のすぐ後に銀座に出掛ける用事があったので、
早速、イカ天を手に入れるべくお店に行き、
お母さんの分も買って帰りました。
すると後日、お礼に、と自家製マーマレードをいただき、
それ以降も、スペアリブに、めちゃめちゃ美味しい塩バターパン、
人気店のバゲット、滅多に行けない和菓子屋さんの上生菓子などなど、
嬉しいいただき物のオンパレード。
私にだけ特別、という訳ではなくて、
こちらのお母さんのお風呂用鞄には、
いつも誰かにお裾分けしたい愛情が入っていて、
私もその恩恵にあずかっているのです。
少し前に、女性は年齢を重ねると
鞄の荷物がどんどん増えるという記事をネットで目にしました。
もちろん、個人差はあるでしょうが、
例えばハンカチは2枚!、折り畳み傘、眼鏡、ショール…
もしもに備えて、用心深くなるのかもしれませんね。
そういえば、祖母の鞄からは
いろんなものが出てきたなー。
あめちゃんはもちろん、時々みかん
絆創膏に裁縫セット、ポチ袋、ごみ袋にするためのビニール袋…
祖母に「絆創膏持ってる?」と聞くと
あるよ、と出してくれ、あるだけ全部渡されました。
1枚でいい…と言っても、
「まぁ、えぇけー持っときんさい」
話が逸れましたね。
瀬戸内れもん味のイカ天には、後日談があるんです。
わざわざ銀座まで行かなくても、
近所のリカーショップで売っていましたw
山積みになって。