2016年03月12日
炎の味
震災の前に岩手・宮古駅に近い中華店で見つけたホットなメニュー。今でも「炎ラーメン」は健在の様子です。辛い麺といえば盛岡冷麺があまりにも有名ですが、辛さはきっと互角の勝負!
しかし、三陸の味といえばウニも牡蠣もさることながら、やっぱり寒流に乗って来た海の幸の数々です。
秋ともなればサンマに鮭。三陸沿岸の河川はもとより岩手県庁(盛岡市役所)の足元を流れる北上川でも大きな鮭の遡上が見られる、という全国でも稀な立地です。(しかも河口からは200kmも上流にあたります)
釜石といえば昔は橋上市場が有名でしたが、今の市場は駅の真ん前に移動、アクセスの良さは圧倒的です。釜石線から三陸鉄道南リアス線乗り換えの際には途中下車しないわけにはいきません。釧路や能登の大規模な市場に比べれば小ぶりな建物ですが新鮮さでは引けを取リません
小さい頃は焼き魚、煮魚の苦手な子供でしたが岩手に暮らすようになってどちらも好物となったのは無理からぬところです。わんこ蕎麦より冷麺より三陸の美味しいさかなが何よりです。
肴とくれば酒、刈り取りが終わった新米の仕込みよりも早く内陸の大迫(おおはさま)町では葡萄の摘み取りが始まります。すっかり有名になった大迫ワイン、沿岸部にあまたある日本酒とどちらを選ぶか?悩みどころですね
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| カテゴリー:吉田雅彦