2016年02月08日
北海道新幹線開業で運転取りやめ
北海道新幹線新函館北斗-新青森間の開業日来月26日に合わせて、廃止となる在来列車のうち、上野~札幌間の寝台特急「カシオペア」の運行は3月19日の上野発、3月20日の札幌発の列車が最終運転となることが発表されました。
ブルートレイン車両を使う定期列車として唯一の夜行急行列車だった「はまなす」も上り(札幌駅22時0分発・青森駅翌日6時19分着)が3月20日、下り(青森駅22時18分発・札幌駅翌日6時7分着)が3月21日をもって、運転取りやめと発表されました。
新幹線なら朝ごはんを食べてから新幹線で函館へ~遅めのランチは大沼公園で,という夢のプランが実現できますが、明け方の津軽海峡をながめて函館朝市に滑り込み!の経験は過去のものになってしまいます。
カシオペア車両も落成から10年ちょっと。廃車するにはまだまだ惜しい車両なので、北海道新幹線開業後も有効な活用法を見出してもらいたいものです。
これでこの春以降はブルトレ車両は急行も含めて全部姿を消し、寝台列車は東京から岡山、出雲を結ぶサンライズ一本のみになってしまいます。確かに夜行バスの安さは魅力ですが、枕を使って水平移動、食堂車やシャワーも利用できたブルートレイン全盛期を知っている身としては、寂しい限りです
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| カテゴリー:吉田雅彦