2016年01月21日
東京モーターショー⑬
衛星放送で再放送が始まった米人気TVシリーズ、「ナイトライダー」は人工知能を搭載した未来カーが主役のドラマでした。元刑事のマイケルナイトの命を守ることが最優先されるプログラムは(物語の設定上)勿論完全な自動運転が可能です。
昨年のモーターショーでは自動運転の技術革新が1つの注目点でした・・・・が,1つ見逃せない技術がありました。それは・・・
ヤマハ発動機が時速200kmを超えるサーキット走行の実現に向けた基盤技術の開発を進めているヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT(モトボット)」
これは車両に改造を加えずに二輪車の自律運転を実現するという、一歩先を行くすっごく高度な技術ではありませんか!!こいつをクルマに乗せれば自動運転が可能になる??
かどうかは置くとして、バイクの運転の楽しさまでアンドロイドに奪われたら,ライダーたちはナニを楽しみにバイクを買えと云うのか?それとも,自分のバイクのタンデムシートの乗り心地を確かめてから,ツーリングに誘う彼女を探せとでも云うのだろうか???
あるいはコイツをお供にして「パーキングを探して停めて来い」!とホテルのエントランスで乗り換えたらおしゃれかも・・・・
まあ冗談は別として、このロボットの目標はあくまでもサーキット走行の実現、そしてライダー支援の為の技術開発なので、ロボットが自らの楽しみの為にバイクをコッソリ持ち出すことはなさそうです.ひと安心・・・・・ニンゲンが経験できない様な限界走行も身を挺して再現してくれるはずなので,バイクの安全性も飛躍的に向上する・・のかも知れません。