2016年01月08日

東京モーターショー⑪

 今から半年ほど前、TOYOTAとMAZDAが技術提携を発表しました。業界でもサプライズニュースとして伝えられましたが,果たしてこれ=21世紀のトヨタスポーツ800とも目される1500ccの後輪駆動クーペ「TOYOTA S-FR」がその成果なのかどうか???
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マツダは同じ頃,これまでで最小の1500cc新型ロードスターを発売したばかり。
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 ではこの黄色いクーペは協業の賜物なのか否か?

 先代と目されるトヨタスポーツ800は当時の大衆車=初代パブリカの空冷エンジンをちょっとだけ鍛え上げ(たったの45psですが)空力を追求した独自のボディと相まって最高速度155km、リッターあたり30kmにも届く好燃費が評判となったものでした。ホンダのSと共に,ヨタ8の愛称で今もオールドファンの垂涎の的となっています。蘇ったヨタ8コンセプトとして、実現の可能性はあるのでしょうか。

 マンガチックなファニーフェイス。おなじ排気量1500cc全長4000mm未満のサイズですがS-FRは四人乗りで軸間距離も違う、全くの別物。おそらくは,今回のショーの為に以前から準備されていた企画なのでしょう。開発はトヨタ車体とか他に関連会社が関わっているのかもしれません。陽の目をみるのはおそらくこれが最後?と思ったら新年早々オートサロンにもレーシング仕様の「TOYOTA S-FR Racing Concept」出品が予定されているとか!
 どこまでホンキなのかは判りませんがショーでの反応を加味して企画にゴーサインが出されれば、あらためてマツダと共同で一から開発スタート,と云う段取りになると云う推測が大方です。あるいは、資本関係のない他社には協力を仰ぐことなく、独自に生産でしょうか??エンジンはともかく,床板から天井まで借り物無しにトヨタだけで開発するとなれば400億円からの開発費用が必要です.マツダから床板とエンジンを拝借してくれば話は簡単、200億円もかけずに生産化も可能ですが,そのままでは4人乗りは望めません。

 問題はこれを買いそうな若い層がどれほどの関心を寄せてくれるか・・・・・日産Be−1の様な成功例もありますが、パイクカーとして2万台限定生産とするにはコストがかかりすぎるようです。日産が前回展示したi−Dxの様に具現化しなかった例もありますし・・・・

 どれだけ開発予算をつぎ込んで生産化のゴーサインを出すのか?出さないのか?オートサロンでの評判が気になるところです

| 13:01 | カテゴリー:吉田雅彦


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