2015年12月16日

イートインと店内でお召し上がりは何%違うの?

 近所の大型スーパーだった元ダイエー・・・、エスカレーターを降りてすぐ目に入ったのは楕円形のおしゃれな本棚、しかも最初に「てつ」関係のタイトルが目に入り、隣には「ご近所」のタイトルと「旅」のコーナー・・・・・・・・今はイオン系列の店舗がこのほどリニューアルしてイオンスタイル店に生まれ変わりました。1階にあった食品売り場を二階フロア全部に拡張して広大な面積になっただけではなく、デリカテッセンやイート・インコーナーも新設されています。
 目を奪われたのは店舗の奥に新設された【未来屋書店】の一部、サテライト的な本棚です。
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 ここがご当地の「下町ロケット」から「東京美女散歩」に、「釣り掛け電車のプロファイル」から「銀河鉄道の夜」まで・・・・・・ジャンルを横断して新書判からノベルス、写真集まで、普通の書店では間違いなく別の書棚に並ぶはずのアイテムが見事なまでに同居しています。まるで好きなものをキーワード検索した結果を見せられているよう・・・・・・
 さらに別の書棚には食の関係、カフェだったり酒がキーワードだったり。どれもこれも目を引くタイトルが並んでいます。こりゃあもう、数十分の立ち読み必須、そしたら間違いなく帰路の財布は軽く、部屋の書棚は重くなっているはずです。

 ワイン売り場だけでも二階フロアの半分近くを占めるほか、自分で挽きたてコーヒーを淹れられるスタンドコーナーに・・・・・・・・


 さて、デリで買った中食をイートインコーナーに持ち込んで自宅よりもはるかに大きなテーブルで昼食(夕食)を楽しんだら、来るべき消費税アップの後には何%の消費税が掛かるのか?実質的には外食と変わりないものの、レジで会計した時点では間違いなく食料品に含まれます。つまり、かなりの確率でこうしたイート・インの形式は増えるでしょう(じゃあ、ファーストフード店でお持ち帰りとお召し上がりで料金は同じになるの?)

 外食と中食の線引きはいずれ論議の的になるとして、この店舗、間違いなく滞留時間は増えそう・・・・・・・周囲には在来のチェーン店もひしめき合います。

 そう、消費税アップで間違いなく売り上げは減少するはず、だとしたら先手を打って商圏を広げ、滞留時間を延ばすのが何よりのシェア拡大策です。そう考えると合点もいきますし、これからはこの形態が増えそうな気がします。

| 05:03 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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