2015年12月20日
東京モーターショー⑧
今回のモーターショーの特色を挙げるとするならば,自動運転とピュアスポーツカーと云うことになるでしょうか。どちらも市販予定の参考出品レベルからはほど遠く,夢物語の段階ですが2020年あたりまでにはひょっとしたら具現化してるかもと云う期待をもてそうです。
そんな中の一台、日産の自動運転車「ニッサンIDSコンセプト」 は勿論EVですが、このデザインはひょっとしたら次期、新型リーフのスタディモデルではないかと睨んでいます。根拠はフロントフードの尖ったふくらみ。現行型リーフでも大きな問題となった風切り音の低減策、現在はヘッドランプのクリアケースをつまみ上げてフードに当たる風を左右に振り分ける様な形状になっていますが、この機能が織り込まれていること。ショーカーの類いのクルマなら不必要なデザインです。
外見から想像される室内空間も明らかに現在よりも上,買い替え需要にも応えられそうです。車格は明らかにワンランクアップ、値段も若干上がるかも知れませんが電池容量の増加で航続距離の大幅な伸びも期待できます。
というわけで、ワタシとしては5ナンバーに収まる小型版に期待したいところですが,お隣に控えているのは軽サイズのEV「teator」・・・観音開きのドアや嵌め殺しのウィンドウはさておき、こちらは遥かに現実味を帯びている様です。
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| カテゴリー:吉田雅彦