2015年10月27日
東京国際映画祭 Pattieと
ワールド・フォーカス部門:「パティーとの二十一夜」
21 Nights with Pattie [ 21 NUITS AVEC PATTIE ]はフランス映画ですがカテゴリー分けの難しい映画です。実母の訃報を聞いてフランスの群馬県みたいな山の中にある大きな屋敷を訪ねてみると、母の遺体が・・・・・・しかもいきなり冒頭から熟年オンナ同士のエロトーク炸裂・・・・でもえっちなシーンはありません。会話の中味だけの話。
翌日には葬儀の告知を偶然見たという,自称昔の恋人氏登場。「ワタシ」の生まれる前の年に母と付き合っていた・・・・・ってことは??サスペンス映画なのか?コメディなのか・・・・・・・実にフランス映画らしいとも言えるユニークな作品です。自然に囲まれた南仏の山間部の美しい景色や、木々をすり抜ける風の音,思わず飛び込んで水浴してしまいたくなる清流に、口説き文句満載のロマンティックなダイアローグ。
「嫌いじゃない」女子には大うけする可能性を秘めた映画かもしれません。