2015年05月27日

jazz版"ビリギャル"?

 映画「セッション」はジャズドラマーの師弟関係を描いた話題作。名ドラマーチャーリーパーカーを目指す若者と、若手を育てたい指導者。その荒っぽいまでの教育法と、せっかくモノにした彼女との交際時間も惜しんで練習に打ち込むカレ。反目しあう師弟関係のように見えて実は・・・・・アメリカ、名門音楽学院を舞台に世界一流の技を目指すリアルな青春・根性ドラマ、昔の大映ドラマを思い出します。鬼教師役J・K・シモンズは、音楽にも精通したまさしくハマリ役!この映画の魅力の根幹は彼の演技にかかっているといっても良いでしょう。終盤いはピアノの演奏振りも披露しています。

 もう、デジタル処理の付け入る余地のないほとんどアナログ的映画ですが、それだけに実写の迫力は合成ではかもし出せない凄さ。これからはジャズ演奏の中でもとりわけ、ドラムの存在に注目せずにいられません

| 21:19 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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