2015年05月13日
Mercedes-AMG GT
ガルウィングの300SL、パゴンダルーフの240SL、280~560と進化して12気筒を積んだ600SL・・・・・メルセデスを代表するスーパースポーツは”SL”だとばかり思っていたのが,今では違うようです。今回発売されたメルセデス=AMGのGTはこれまでのシルバーが似合うメルセデスのクーペたちとはちょっと違うニュアンスを含んでいるようです。
お値段はざっとポルシェ911の5割増し!
でも,中国の富裕層や日本の(ごく少ない)資本家の皆さんには悩ましい選択となるでしょう。ピケティの論を待つまでもなく,これからの自動車マーケットは庶民の為の廉価版と富裕層向け高額車の二極分化の道を辿る事は明々白々。メルセデスもホンキでラテン系のスポーツカーたちに挑戦状を突きつけているのかも・・・・・
従前のSLや911ポルシェに飽き足らない顧客の満足度を満たしてくれるAMGブランドの広告塔。その売り上げカーブも加速性能同様気になるところです。
名前に冠されたAMGの文字はタダモノではない事を主張しているようです。60年代のコロナやカローラに,マークⅡやスプリンターと言ったサブネームを持つ,付加価値の高い兄弟車が加わった頃を思い出します。いずれ、サマージャンボでも当たったら,比較検討してみるのも楽しいかも知れません。
高級車が充実したならあとはベーシックカー,スマートフォーツー新型の充実が楽しみな昨今です・・・・