2015年04月07日
続・生産中
遅々として進まない戦闘機プラモデルの仕上げ途上、実は並行してこんな軍用車も生産していました。
こちらは一見するとあのビートル、かぶと虫ですが、国民に行き渡ったのは戦争後、連合国側が生産にゴーサインを出して後のこと。終戦前にはプロトタイプと・コマンダーワーゲン(スタッフカー)と呼ばれた軍用車しか生産されていませんでした。
つまり、この先進的なクルマの使い勝手を体験できたのはごく一部の軍人だけだった、ということになりかぶと虫とは呼ばれていなかったのかもしれません。始動が容易で大きさも居住性も必要充分、軽量で意外とパワフル。後年、世界中に出回った初期型と大きな相違はなさそうに見えますが、実は四輪駆動(type87)
マニア垂涎のアイテムかもしれません。