2015年02月01日

アカデミー最有力候補第1号?

 昨年の注目作品のひとつがブラッドピット主演,製作にも係わっている戦車映画「FURY」アカデミー受賞が有力な作品という触れ込みでしたが・・・・・

 第二次大戦最終局面でのドイツ戦線が舞台の正統派の戦争映画です。が、戦場での英雄を描いたヒーローものでもなければ作戦大成功で大団円でもありません。出て来るのはおびただしい数の遺体と飛び交う銃弾,それに山ほどの不条理の数々です。そもそも戦争映画なので,誰と一緒に観に行くか,ちょっと考えておきましょう。
 そんな中にあってオトコの生き様を貫くブラピの姿をずっと見ていたい・・・と思う女子や、門外不出だった88mm砲装備の実在するTiger II,一台 を撮影に使って、このメルセデス級超強力戦車に相対する76mm砲の非力なアメ車=シャーマンM4A3E8戦車が戦いを挑む設定のリアルな戦闘シーンに興味がある武器、戦車マニアで無ければ見るのが辛い映画となってしまうかも知れません。

 ブラピ先輩に鍛えられて一人前の兵隊になってゆく青年の成長ストーリーという好意的な見方も出来なくは有りませんが普通のデートカップルには「美女と野獣を見なさい」と薦めたいところ。カノジョがもの凄くブラピ好きで彼氏が戦車マニアのカップルだったら、もう云うことはアリマセン.絶対見逃すな!です。あとは賛同を得られる同性の友達を誘った方がいい作品です.アカデミー作品候補としても評価は高いようですが・・・・・

 この映画を見おわっても感動や爽快感は得られない 人の方が多いでしょう。やっぱり戦争には行きたくない、戦車に乗るのは御免だ!と思ってくれたら監督も本望かも知れません。第二次大戦の従軍経験者が残り少ない今、証言をもとに忠実に史実を描いたこんな映画は若い人にこそ見ておいて欲しい悲劇だと思います。


 満員に近い客席が案外オトコ(の汗)臭いムッとする空気に包まれていたと感じたのはワタシだけでしょうか???

| 15:34 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2020年 7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

バックナンバー

カテゴリー